【書評】疲れてどうしようもなくなった君へ。この本見て元気出して。 | スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件(山本ゆり著)
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こんばんは。
けんじぇるです。
前回も紹介しましたこの本。改めてオススメしたいと思います!
本を知ったきっかけは母がこのシリーズの第1作目”クリームシチュウはご飯にあうか否かなど”を読んでるのを発見し、かしてもらったところからでした。 以下にオススメポイントを書いておくので買うときの参考にしてください!
この本はどんな本?
とにかく面白いこの本のおすすめポイント
こんなに読みながら笑った本は今までありませんでした。正確にはニヤニヤが止まらないと言いますか。
なので友達にオススメする時はいつも伝えてますが、電車では決して読まないようにと言っています。電車でニヤニヤしている変な人になること間違いないからです。
1、軽快なノリツッコミ
この本は著者の山本さんが大阪出身なこともあって、常に一言一言ツッコミを入れながら話は進んでいきます。
そのツッコミがなんとも言えず面白いんですよね、シュールな笑いがいいんです。
食べ物を口に入れ続けるスイッチがあることについて
どこまでも食べ物を口に入れ続けてしまう日があります。急にポイーン!とスイッチが入って、冷蔵庫が連れみたいになる時。
朝起きて、「今日はちょっとヘルシーでいこう」と心に決めて、豆腐にオクラと納豆やらのっけて食べたら
スイッチ入って(ポイーン入りましたー!)
目玉焼きとご飯をむっしゃー食べて、オレオ1枚食べて、食パン焼いてハムとマヨネーズに手を染めて、オレオ1枚食べて、冷凍の中華ちまき食べて、オレオ食べたわ。
ちなみに別にそんなオレオが食べたいわけではないからな。そこにオレオがあるから。(登山家か)こういう、食べてないと落ち着かない状態のときってよくあります。
スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件 P289
全部紹介してしまうと長くなってしまうので、この辺にしておきます。この面白さを表現するのは難しいけれども。こんなツッコミが終始続いていて、ニヤニヤが止まらないです。
2、祖母きよこ
第1作にはきよこの観察日記が載せられるほど、名物人物となった人です。今回も第6章で紹介されています。このおばあちゃんがまた面白いんだなぁ〜。
はじめてのおつかい
はじめてのおつかいは、確か6歳ぐらい。祖母きよこに頼まれました。「あんた、お豆腐書い忘れたからやまざきまでおつかい行ってきて」
やまざきというのは、坂の下にある小さい食料品店で。近場やし(歩いて10分くらい)、何回も行ってるし、不安もゼロだったんですがわざわざ小さ紙切れに、しわっしわの字で「こんにちは、おつかいにきました。おばさん、おとうふ1つください。」みたいに書いたメモを渡されました。(これ言わんとこ、って思った)
実は午前中、すでにきよこはやまざきに行った帰りで、値段も確認済みだったんで、おつりがないように、1円単位できっちり渡してくれました。78円。それを自分のお財布にいれ、カバンにいれ、ちょっとワクワクしながらいざ出発。数十メートル歩いて後ろを振り返ると、早速きよこがいました。なんでやねん。(中略)
また歩きだし、確認のために振り返ったけど誰もおらず、もう少し歩き、ふと気配を感じて振り返ったら…またきよこおったーーー!きよこのもとに戻り「ついてこんといとって!」と言い、また少し進んで振り返ったらきよこ。少し進んで振り返ってはきよこ。振り返れば奴がいる。…
スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件 P289
オチまで書けないけどこの辺で。祖母きよこの面白い小話は、このほかにもたくさんあります。文量の関係で書けなかった面白い話もあるので、読んでほしいなぁ。
いいこと言ってるのが結構グッとくる
第5章には、ちょっといいことが書いてあります(著者がいうには)。僕はこの章が結構好きで、先日もこの章から思いついてブログを書きました。
夜ふと読み直してみたりとか、朝一ひとつ話を読んでみるのがおすすめです。
さあ、笑おう。
ぜひ読んでほしい本の紹介でした!読んで笑うこと間違いなしですから。
<1作目もどうぞ>
<2作目も再度貼っておきます>