大切なのは”今だけ”じゃない
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こんばんは。
けんじぇるです。
今に集中することが大切だ!という考えは最近よくみるような気がします。
それはホリエモンが近畿大学の卒業生に向けた言葉にも表れています。
「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」
参考:堀江貴文(ホリエモン)伝説のスピーチ ー近畿大学卒業式ー - YouTube
これはある意味ではその通りだと思います。
未来に不安を抱き、過去に縛られる人からすれば、それは確かに今に集中したほうがいいだろうとなるからです。
今を精いっぱいに生きることは必要です。
でも”今だけ”をみるのもそれはなんだか危ないんじゃないかと思って書き始めました。
過去をみるって大切なことなんだ
最近思うんです。
過去とは何かに縛られるものでははくて、振り返り、吟味して、次の一歩を踏み出すための大切な宝物なんだと。
特に本を読んでいても納得のいくものには、過去をちゃんと吟味して、そのうえで未来に希望を持ち、どう歩むのか、今を生きるのかを考えています。
※下にオススメの本を3作載せておきます、ぜひ一度読んでみてください。
これをみて思うのは、過去→未来→現在 という流れが必要なんじゃないのかと。
過去を知らなければ、同じことを繰り返します。だって過去をちゃんと振り返っていれば、戦争や、目先の利益にとらわれた行動、それによる公害もおきないはずです。
今を精一杯生きるということは、今をただ楽しければいいと生きることじゃないはずです。これからのことを考えず、今までのことを全部棒にふって生きていけばいいということじゃないはずです。
過去も現在も未来も全部、繋がっているんです。
どれも大切なんです。
今に偏った言い方をするのは、今に集中していないひとへ、分かりやすくシンプルに、今の重要性を伝えるためです。
最後に
何度も言いますが、今に集中することはとても大切です。
でもそれだけを見てしまわないように、気をつけたいということです。
それは過去を吟味すること。
未来に希望をもつことだったり 。
大切にしたいことです。
では今日はこの辺で。
<今の格差を考えるために。【21世紀の資本 トマ・ピケティ著】>
<これからの幸福を求めるために。【隷属なき道 ルトガー・ブレグマン著】>
<人類の歩みを知るために。【サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ著】>