けんじぇるのてくてくスローライフ

好きな読書をして、幸せに、豊かに暮らしていこう。20代の僕が暮らしを考えなおすブログ。

もう頑張るな、死ぬな、若者よ

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こんばんは。

 

けんじぇるです。

 

お久しぶりの投稿ですが、今日は少し神経質なお話になります。先日ある記事を見つけました。”電通の社員であった高橋まつりさんが過労による自殺をしてしまったこと”に関する記事です。

 

初めてそのことを知ったとき、悲しいという気持ちと許せない気持ち、でもどうしようもない気持ちに包まれていたことを思い出します。

 

その当時は僕も会社で勤めていて、同世代だったし、僕も色々あったから思うところがありました。今回こうやって改めて考える機会があって、これは今書いてみるべきなんじゃないかと思ったんです。

 

だから今日はそれについて考えます。

 

先にはっきり言っておきます。僕がいうことは所詮、外野からみた意見にすぎません。そして、そこで勤めていたからとか、それを知っているから言える、なんてこともないです。

 

でも同世代、同じ20代前半の若者だからこそ、書けることは確かにあります。それを書きます。それ以外のことはこの後参照する他の記事をみてください。どれも素晴らしいものだと僕は感じたので。

 

これをみているあなたも一緒に考えてくれたら嬉しいです。

 

では始めます。

 

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真面目で素直な若者ほど、この世界は辛すぎる

参照:えっ、NHKは自社の過労死は沈黙したのか!:日経ビジネスオンライン

 

僕が初めてこのニュースをみた時に感じたことだった。

 

僕の仲間にもそういう人がいて。

 

学生時代とても優秀で、多彩でみんなに慕われているような人、でも社会に出てなかなかうまくいかないことがある。最初はみんなそうだ。

 

でもそれを真面目にやらなきゃ、いい仕事をしなきゃ、完璧にやらなきゃと思いながらどんどん自分を追い込んでいく。誰かに頼れればいいんだけど、迷惑をかけてしまうと思って相談もできない。そしてまた追い込んでいく。

 

そんな風にまつりさんも思っていたかもしれない。

 

参照:慚愧の値打ちもない【連載】ひろのぶ雑記 | 田中泰延 | 街角のクリエイティブ

 

上の記事にもあるように僕も初めて告白しようと思う。僕は一年前から今も後悔していることがある。

 

僕はその仲間の辛さを気づいてあげられなかった。最も親しい友人で、いつも一緒にいてなんて人ではなかったけども、お互い頑張っていこうぜと酒を飲んで話していたから。

 

やっぱり連絡の一つでもすればよかったと、忘れられない、忘れられるものでもないんだ。

 

前へ進もうなんてよくいう。辛いことはとっとと忘れて新しいことなんていうけども、それが全てではない。ふとその人のことが思い浮かぶ。

 

他人事のままでいいのか?

電通のニュースをきっかけに、他の大企業でも同様におきていたことが明るみに出た。

 

参照:電通には鉄槌が下されたが......?

 

過労死や過労自殺は亡くなった方の遺族が、もうそっとして欲しいということもあり明るみに出にくい。だから実際はもっと多くの人がそう言った原因で亡くなっているという話もある。

 

先進国の中でとりわけ自殺者数が多いとされてきた日本では、勤務問題を原因とすることがこの10年ほど前から高くなってきた。

 

参照:過労死等の現状(厚生労働省)

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/karoushi/16/dl/16-1-1.pdf

 

日本の総人口に比べたら、過労死に関する亡くなった方の数は少ないかもしれない。でも明日は我が身なのだ。自分の息子・娘、自分の仲間・大切にしている人が急にいなくなるかもしれない。

 

いつも元気で悩みなんかないと思っていたのに…

まさか、なんで…

 

そう思った時には遅いんだ。

 

だからそうならないためにどうするのか、僕は1年間気づけば考えていたように思う。もうそんな理由で失うのは嫌だ。

 

最後に

今の時代は複雑にみえる。

 

便利で生きやすい、豊かな国のはずなのに苦しくてどうしようもなくて、暗闇の中にいる人がいる。それが社会というものだ…ということは簡単だけど、僕は残念ながらそんな冷静に客観だけで判断はできない。

 

主観でも自分の意見を述べたい。間違っててもその時に発する言葉はいつか自分の糧となるから。

 

最後に。

 

きっと辛いから、そして僕も辛い時があったからこれは忘れず心に留めておきたいということを3つ書いた。基本的なことだけど、基本だからこそ、忙しさに負けず残しておいてほしい。

 

比べない

新卒一括採用ということも重なって、そのスタートを一斉に切って、乗り遅れたものは敗者だとか除け者にされるんだという空気が知らずしらずのうちにできている。

 

競争社会なのだから、比べないのは無理だというかもしれない。でも全てを比べていたら、自分の休まるところはどこにもなくなってしまう。

 

人は無視されたり、自分の居場所がないということに極度にストレスを感じるもの。だから自分は自分、比べるものでもないということは根っこに忘れないでいてほしい。

 

きっと誰かが見ている

これは僕も辛くなった時に考えることだ。

 

自分は一人で、もうどうしようもなくて何にも頼れないんだと、本当に辛い時に思う。でもそんな姿を誰かはきっと見ているから、思い切ってそれを解放してほしい。

 

僕も人に頼ることは本当に苦手で、よく自分でなんとかしようと頑張りすぎてしまうことがあった。でもそれではどうしようもなくなった時に、耐えられない。

 

そんな中で一番身近なのは親だったりする。あとは仲間、同世代でも上の人でもいろんな世代の人に関われるといい。

 

言ってみよう、心が軽くなる。本当に。

 

失敗は成功の元

真面目な人ほど、失敗を恐れて完璧に行おうとする。

 

その気持ちはとてもいいことなんだけど、成功だけで人生は進まない。失敗して失敗して、その中で学んだこと・経験したことが繋がって結果的に成功になるというもの。

 

やってしまった…ダメだ…と思う時もそれは全部自分への栄養だと思い込む練習をすれば、追い込みすぎないですむから。

 

 

ありがとうございました。

今日はこの辺で。

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