【広報部長雑記】きぼう新聞 67号 | 人生には流れがある
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こんばんは。
けんじぇるです。
実は勝手ながら、『きぼう新聞』という新聞の広報部長をしております。
ただ勝手にしている身ではありますが、広報部長と名乗っているからには、何かしたいなと。
そこで今回から、でた新聞について何かと思うことを書いていこうかと思います。
きぼう新聞とは
まず読んでいる人の中には、きぼう新聞というものを知らない人もいるかと思うので説明します。
きぼう新聞とは、毎月10・25日の2回発行される新聞で、世でいう新聞とは少し違った新聞です。
この新聞は、時事問題を扱うのではなく、”人”に焦点を当てて、取材したもの、寄稿していただいたものを掲載している新聞です。
そこで取りあげられる”人”も、みんなが知っているような有名な人が出てくるわけではありません。
なかなか世には出てはいないけれど、素敵な生き方をしている人であったり、考えを持つ人です。それは学生から主婦、経営者までさまざまな人が登場します。
つまり、”陰のひと”に光を当てて、人生や考え方を言葉にして伝えていくことで、読むひとにも光を与えるような。そんな新聞が『きぼう新聞』なのです。
ではここから、思ったことを書いていきます。内容を詳しく紹介するものではないので、読んでみたい方は購読をオススメします!
気になる方は、コメントしてください。
社説 『稚拙善人にならないために』
『稚拙善人』という言葉を、ここではじめて聞きました。
稚拙善人とは、”幼稚な善人ぶった大人”のことだといいます。
”幼稚な善人ぶった大人”というのが、どんなひとなのか気になりました。それは表面上だけいいひとらしく振舞っているひとのことでしょうか。
綺麗なことだけ、いいことだけを伝える人は確かにいると思います。でも人間いい部分ばかりじゃない。
清濁併せもったのが人間だと思うので、完璧を目指さず自分らしさを追求しようと読みながら思いました。
新連載!自然とともに生きる高野 葉さんのエッセイ
今回から三重県伊勢で草木染工房、カフェを営む高野 葉さんのエッセイの連載が始まりました!
里山の自然を思いおこさせる風景や、体験、生きてきた軌跡を知れるのは「スローライフ」を大切にしている僕からすると、とても嬉しい連載です。
この連載部分、一つ工夫があって、紙面に「葉」の言葉が透けて書いてあります。
ここも前に細川編集長が印刷所の方と相談して作るといっていたので、完成形をみて嬉しくなりました!
子供たちの命をつなぐという意識の給食
給食の母、佐々木十美さんのお話の第2弾。
給食については、自分がもう食べる立場ではないからなかなか考えないことだけれど、自分の子供には直接影響があるわけで考えないといけない問題だと思います。
給食のおばちゃんが作ったご飯はとても温かみがあって美味しかったのか、なんだか急に恋しくなってくるときがあります。
それは母の味にも近い愛情があるからじゃないのかと。
そして、その相手を思いやる気持ちと行動があるからこそ、子供の心と体の健康が保たれているんだと思います。
おばあちゃんと聞くとなんだか涙がでてくる
温かいお話でした。
おばあちゃんと聞くと、僕も亡くなったおばあちゃんのことを思い出します。
その度になんだかジーンとなるような、沁みわたる優しさに包みこまれます。
本を読んでいた時に眺めていたそのハワイのおばあちゃんは、何を思って眺めていたのか気になります。
あきたまさんの文字コラム、最終回!
あきたまさんのコラムが今回で最終回となりました。
あきたまさんの文字の独特な文字の紐解き方にはいつもすごく共感していて、それが見れなくなるのが少し残念ですが、また連載される日を楽しみにしています。
エッセイ 戦う人であり続ける
細川編集長が体調を崩し、自分自身と向き合う・戦うことの大切さを感じたこのエッセイ。
僕はペンをもって戦うある人物を思い浮かべました。
それは「暮らしの手帖」初代編集長”花森安治”の姿です。
彼は戦後の日本で、「暮らしの手帖」という暮らしに役立ち、暮らしを問いかける雑誌を作り上げた人物で、”ペン一本でたたかう”と世の中の暮らしをよりよくする考えや方法を「暮らしの手帖」で残してきました。
彼の仕事展で強く影響を受けたこともあってか、戦うと聞くとなんだかそのことを思い出します。
空心さんのエッセイ 人任せ=人生そのもの
今回感じたのは二つです。
一つ目はやはりどれだけ文章を書いている人でも、一文字も浮かばない時があるのだなということ。
もう一つは、人生は他力本願のようなものだということ。
僕は人生に流れがあると思っています。
それに乗ると、なんだかトントンことが進んでいって、うまくいくことがあるじゃないかなと。
流れをどうつかむのか、どう感じるのか、その感覚を大切にしたいと思いました。
今回の雑記は以上です。
ではまた次回。