しあわせはおいしいパンとコーヒーと。 | しあわせのパン(三島有紀子作)
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こんばんは。
けんじぇるです。
しあわせってなんだろうなとふと考えます。それは人それぞれで、曖昧なものです。
あなたはどう思いますか?
ぼくはとても身近で、ふとした瞬間に訪れるものだと思ったんです。
ある映画を見て感じました。
三島有紀子作の「しあわせのパン」です。
あらすじ
終始おだやかな雰囲気が流れていて、見ているだけで癒されるような、ほのぼのとした映画です。
小さな2階建ロッジのパン屋が湖畔に開店した。夫の水縞尚(大泉洋)が焼くパンと妻のりえ(原田知世)が淹れるおいしいコーヒーが自慢のお店。
店名は、りえのお気に入りの絵本「月とマーニ」にちなんで「カフェマーニ」。
たちまち近所で人気のお店になり、子だくさんで農家経営の広川一家、謎のトランクを持った安倍さん(あがた森魚)、地獄耳のガラス作家・陽子さん(余貴美子)、そして毎日配達に来てくれる郵便屋さん(本多力)などの常連客に憩いの場を提供する。
薪の竈で焼いたパンの他、自家菜園の野菜を使った料理も絶品。1階のテーブル席では、大きな窓に湖畔の景色が映え、日が没すると月夜が輝く。2階は簡易宿泊所になっており、ときどき、正面のバス停を利用して遠方から旅行客も訪れる。
もう見たって人も、まだ見たことがないって人も参考に、ぼくがオススメしたいポイントを3つ書きました!
1、どんな人も受けいれる水縞夫婦
あらすじにもあったように、ここマーニには、いろんなお客様が来ます。
彼氏にフラれ、旅行をドタキャンされた女性、バス停にただ一人たたずむ小学生の少女、大雪の日に舞い込んだ老夫婦など…
登場する人たちは何かしら悩みを抱えていますが、何も言わず水縞夫婦はお店に招き入れます。そして、できたてのパンやコーヒー、ホットミルク、スープなどを振る舞います。
それもそのはず、テーマは「わけあうたびに、わかりあえる気がする」でした。
2、季節ごとに移り変わる食材たち
物語の中では、季節が移り変わりながら進んでいきます。収穫した栗をつかって焼いた栗のパン。冬には体を温めるスープが出てきます。
ここで出てくる料理がまぁそれは美味しそうなこと!
どれも食べたくなるようなものばかりです。
3、実は映画と小説はエンディングが違う…!
「しあわせのパン」には映画のほかに、小説も出ています。そして小説も読むからこそわかることがあります。
それは、映画と小説ではエンディングが違うということです!
ほとんど忠実に作られていますが、エンディングだけ少し違うんです…それを見比べるのは面白い!
どこが違うのか、あえてここでは書きません。
でも映画なら映像で、あのスローな暮らしを見てほのぼのできるし、小説なら、映画とのエンディングが違うこと、付録の絵本がついていることなど、また違った楽しみ方ができます!
しあわせって「身近で」「分け合うもの」なんだ
さて、映画・小説を見て「しあわせってなんだろうな」と考えました。
もちろんいろんな考え方があるし、その時々で変わるものです。
でも僕がこの映画を見て感じたのは、とても身近な日々の暮らしであるんだと感じました。そして、分け隔てなく「わかちあうこと」は周りの人に喜んでもらえて、自分もしあわせになるんだと思いました。
そう思うと、こうやってブログで日々感じたこと、学んだこと、みんなにおすそ分けしたいことを書くのは、自分も相手もしあわせにできることなんだと学びました。
いつも読んでくれている方、ありがとうございます。
これを読んで、ぜひ「しあわせのパン」見てみてください!